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日向坂46を卒業 潮紗理菜 カナダで“自分探しの旅” 言葉の壁を痛感し気づいた「やりたいこと」

2024年12月29日 22:50
日向坂46を卒業 潮紗理菜 カナダで“自分探しの旅” 言葉の壁を痛感し気づいた「やりたいこと」
新たなスタートを切った潮紗理菜さんにインタビュー
日向坂46を卒業し、今年新しいスタートを切った潮紗理菜さん(27)にインタビュー。2023年12月にグループを卒業し、翌年8月に新しい事務所セント・フォースに所属することを発表した潮さん。現在は音声コンテンツを配信するサービスで自身の番組を持つなど、活躍しています。

潮さんが小学生の頃に持っていた夢や、グループを卒業してから事務所に所属するまでの8か月間で経験したこと、2025年に実現させたい目標を聞きました。

■小学生の時の夢は「アナウンサーになりたい」

――2024年はどんな一年でしたか?

とにかく自分と向き合った一年だったなと思っています。自分のゆっくりとした時間っていうのもたくさん過ごせてすごく充実した、風のように過ぎた一年だったなって思います。

――日向坂46を卒業して1人での活動となりましたが、今の心境は?

さみしいな、ちょっと心細いなって思ったり、それだけみんな(日向坂46のメンバー)に甘えていたんだなっていうようなことも感じたりして。ここからは、より自分でしっかりしていかなきゃいけない責任感もすごく感じましたし、“頑張らなきゃな”っていう今はそんな気持ちです。

――フリーアナウンサーが多く在籍する事務所に所属することになりましたが、元々アナウンサーへの憧れはあったのでしょうか?

実は小学生の時の夢がアナウンサーになることで、小学校の卒業証書授与式の時にみんなそれぞれ自分の夢というのを発表する場があって、そこで私は「アナウンサーになりたい」と言っていました。こういったかたちでご縁があったっていうのはすごくうれしくて。振り返ると、ずっと心のどこかにはあったのかな…なんて思って、すごく感謝の気持ちでいっぱいです。

――なぜ“アナウンサーになりたい”と思っていたのでしょうか?

“自分の言葉を誰かに伝える”っていうのはすごくステキだなって思っていて。正直、小学生の時にそういったことを思っていたかはハッキリとは覚えていないんですけど、すごくキラキラしていて、芯があって、すごく特別な存在だった。テレビの前から見ていて「ステキだな」って、漠然としたそういうものだったような気がします。

■卒業→事務所所属まで8か月 カナダで気づいた自分の気持ち

――グループを卒業してから新しいスタートを切るまでの8か月間、何を考えたり、どんなことをしたりしていたのでしょうか?

グループで活動中は“今、この一瞬、一瞬に全力で”っていう気持ちでやっていて。それが全部やりきった、この場所での夢が全部かなったタイミングで卒業を決めたので、卒業後のことは卒業してから決めようって思っていました。卒業してからは今までやりたかったこと、行きたかった場所に行って、ゆっくり過ごしました。

旅行に行ったり、キャンプをしてみたり、あとは資格、(自動車の)運転免許を取ったり。本当に充実した8か月だったなって思います。

――旅行した中で一番印象に残っている場所はどこですか?

カナダですかね。“自分探しの旅”っていうテーマを自分の中で設けてカナダに行きました。もし、カナダで自分のやりたいことが見つかったら、一つの選択肢として“カナダに短期で留学する”というようなことも考えて行ったので。

――カナダで一番印象に残っている場所は?

“キャピラノ”っていうところに行ったんですけど、自然がすごい。そこにいるだけで元気が出る、何とも言えないパワーをいただいて。“また行きたいな”って思う場所です。すごく癒やされました。

――“自分探し”というテーマでカナダに行き、得たことはありましたか?

思っていた以上に、言葉の壁ってすごく大きいんだなってすごく感じました。少し学生時代に英語に触れることが多かったので、何とかフィーリングでいけるだろうって思って行ったんですけど、全然伝わらなくて。自分の実力不足をすごく痛感しました。すごくショックで。

その時に改めて私は、“誰かに伝えたいんだ”って。伝えられないことって自分にとって苦しくて、ストレスなんだって思って。そこで自分の気持ちに気づきました。私は誰かに何かを伝えられたり、自分の口からお届けしたい、それがやりたいことなんだってそこで見つかりました。

■2025年は「学びの一年に」 挑戦したい“声を使った仕事”

――2025年は仕事でどんなことに挑戦したいですか?

今は、いただいた仕事を何でも全力で一つ一つやっていきたい、それが一番大きいんですけれども、その中で夢を語っていいなら、ナレーション・声を使ったお仕事をできるように、私自身学びの一年にできたらいいなって思っています。

――どんなジャンルのナレーションをやってみたいですか?

自然の映像が映る番組とかあるじゃないですか。(ナレーション風に)“今、鹿がやってきました…”みたいな(笑) あとは“街を散歩する”、そういう番組のナレーション。自然が好きでまったりした時間を過ごすのが好きなので、そういう時間に寄り添える人になれたらいいなっていうのがあります。

――プライベートでの目標はありますか?

お習字、字をきれいに書けるようになりたいです。字って人を表すっていうので、中身からといいますか、人間力を高められたらいいなって思っています。今年は人間力アップ! に挑戦して、自分を磨いていけたらなと思います。


【潮紗理菜プロフィル】
神奈川県出身、1997年12月26日生まれ。2016年5月、18歳のときに、けやき坂46(ひらがなけやき)として活動開始。2019年2月にグループは「日向坂46」に改名、一期生としてライブやテレビ番組などに出演。約7年半の活動を経て、2023年12月に卒業。翌年8月8日にセント・フォースに所属することを発表し、活躍中。

最終更新日:2024年12月29日 22:50
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