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アニメ映画「鹿の王」主題歌はmilet

2021年7月9日 14:55
アニメ映画「鹿の王」主題歌はmilet

アニメーション映画『鹿の王 ユナと約束の旅』(9月10日公開)の主題歌をシンガー・ソングライターのmiletさんが担当することが発表されました。

映画はシリーズ累計230万部を突破し、2015年度本屋大賞を受賞した上橋菜穂子さんのベストセラー小説『鹿の王』が原作。謎の病が蔓延する世界で、過酷な運命に立ち向かう主人公たちの姿を描いたファンタジー作品で、声優を俳優の堤真一さんや竹内涼真さん、杏さんが務めることでも話題となっています。

その話題作の主題歌となるのが、これまで数々の映画やドラマの主題歌を担当してきたmiletさんの新曲『One Reason』。今回小説や台本を読み、映画のために楽曲を書き下ろしました。


■milet「深い森を泳ぎ進むように歌わせていただきました」

主題歌についてmiletさんは「『One Reason』は主題歌のお話しをいただき、小説・台本を読み、言葉たちから伝わる静かな森の匂いや温度を生々しく感じながら書き進めました。困難に立ち向かう小さな命たちが繋がり、一度きりの人生の中で大きな愛を生み出します。やはり、人間はあたたかい生き物なのです。そんなメッセージを抱きしめ、深い森を泳ぎ進むように歌わせていただきました。ぜひ『鹿の王』の世界と一緒に主題歌『One Reason』も一緒に楽しんでいただけたら幸いです」とコメント。


■安藤監督「思い描いた通りの、本当に素敵な主題歌が生まれた」

また、映画の監督を務めた安藤雅司さんは「映画の制作中、プロデューサーより“今気になるアーティストはいるか?”と聞かれ、“あのドラマの主題歌の…”と、その時最も耳に残る歌声として答えたのが、音楽には疎い自分はお名前もよく存じ上げなかったmiletさんでした。主題歌をお願いする時に、自分が伝えたイメージは『今ここに私があるのは私を大切に思ってくれたあなたがいたから…』という思いを、子から親に、あるいは大切な人に向けて伝える歌でした。それが映画の中の少女ユナから、彼女を守ってくれたヴァンに伝える思いと重なると美しいと考えました。思い描いた通りの、本当に素敵な主題歌が生まれたと大変感謝しております。ぜひ、この主題歌と共に、この映画が観る者の心に響くことを願っています」と主題歌を担当したmiletさんに感謝の思いを伝えました。


写真:主題歌を担当したmiletさん Sony Music Labels Inc.

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