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『七月大歌舞伎』関係者が新型コロナに感染

2021年7月11日 14:22
『七月大歌舞伎』関係者が新型コロナに感染

松竹は11日、歌舞伎座『七月大歌舞伎』第二部の舞台関係者1人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。

9日に発熱の症状があり、医療機関でPCR検査を受けたところ、「陽性」であることが確認されました。当人は現在も発熱の症状が続いており、療養に専念するということです。

出演者で濃厚接触者に該当する可能性があるのが片岡亀蔵さん。亀蔵さんは体調の変化もなく健康な状態ですが、保健所の判断が出るまで出演を取りやめます。第二部『御存 鈴ヶ森』は11日から中村吉兵衛さんが代役を務めます。

松竹は劇場内の該当箇所等の消毒を実施し、客席への影響がないことを確認したことを明かし、「引き続き、歌舞伎座では、専門家の指導のもと、ご来場の皆様は勿論のこと、出演者、公演に携わるすべての関係者の安全を確保し感染拡大防止に向け、迅速に対応してまいります」としています。