田中麗奈、“上下関係”で思い浮かぶのは娘
「LINE NEWS VISION」の2周年記念ドラマ『上下関係』(柿本ケンサク監督、30日から公開)の完成披露発表会がこのほど、都内で行われ、キャストの窪塚洋介さん、河合優実さん、大島優子さん、降谷建志さん、田中麗奈さん、でんでんさん、板尾創路さんらが登壇しました。
LINEアプリのニュースタブ内に掲出される縦型動画コンテンツ。上下関係に厳しい田舎から上京した小夏(河合さん)がクセのある“下層”の人たちばかりが住むアパートに入居し、不可解な事件を通して驚がくの真実を突き付けられる新感覚ミステリードラマです。
いつもアパートの屋上にいる謎の人物・カワサキ役の窪塚さんは、本作が19年ぶりのドラマ主演です。窪塚さんは「さっき19年ぶりだって言われて、なんか浦島太郎みたいだなって思ったんですけど、自分からすると、“ああそんなに経っていたのか”って感じで」と率直な思いを告白。「短い撮影期間だったけど、座長っていうポジションは、現場を作って役を演じるっていうことができやすいので、そこをすごく楽しんでいたんだなって、改めて思い返していました」と語りました。
豪華キャストとそれぞれ共演シーンがあったという河合さんは、「本当に毎日毎日シーンごとに“レジェンド”と対峙していくみたいな撮影だったので、全部盗めるものは盗もうと思って挑んだんですけど、みなさん自分の道を極められてきた方々なので、積み重ねてきたものがこういうふうにお芝居とか表現に、人間に出るんだなってことをすごく感じました。8日間、短い期間でしたけど、すごく長く濃く感じました」と撮影を振り返りました。
作品タイトルにちなみ、「上下関係」と聞いて思い浮かべる人を登壇者が発表する場面も。小夏の母親・春子を演じた田中さんは「子」と答えました。
実際に1児のママである田中さんは「うちは娘なんですけど、おうちにいたら手を引いて冷蔵庫の前に行って“桃”“桃”とか、“ブドウ”“ブドウ”とか(娘に言われて)席を立つ用事がどんどんどんどん出てくるので、仕切られているなぁと思って」と苦笑い。「うちの冷蔵庫の中にあるフルーツとかお菓子だったりとかも(娘が)管理しているみたいになってきているので、上下関係を作られている?っていうことです」と明かしました。