冷蔵庫プラグ抜け“常温保管”ワクチン接種
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神奈川県横浜市は、新型コロナウイルスのワクチンを保管する冷蔵庫の電源が切れ、常温で保管されたワクチンを119人に接種したと発表しました。
横浜市によりますと、瀬谷区にある集団接種会場で、27日、新型コロナウイルスのワクチンを保管する冷蔵庫のプラグと延長コードのコンセントが抜け、電源が切れていたことが明らかになりました。
このため、半日以上にわたってワクチンが常温で保管され、このワクチンを119人に接種してしまったということです。ワクチンを保管する冷蔵庫は2℃から8℃の温度を保つ必要があり、常温の場合、十分な抗体が作られない可能性があります。
市は、対象者全員について抗体検査を行い、必要に応じて再度ワクチン接種を行います。また、常温で保管されていた残り247人分のワクチンも27日、廃棄したということです。