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企業のワクチン接種休暇導入進む

2021年5月17日 16:52

従業員の新型コロナウイルスのワクチン接種を促進するため、接種日を有給休暇にするなど特別な制度を導入する企業が相次いでいます。

三菱電機は従業員がワクチン接種を受ける場合、接種日を有給の特別休暇とします。半日休暇や時間単位での休暇取得も認め、副反応が出た場合も通常の病気やケガと同様の有給休暇を取得できるようにします。社員のほか契約社員やパートを含む国内の全従業員およそ4万3000人が対象です。

また、メルカリでは就業時間内の接種を認めるほか、家族やパートナーの接種に付き添う場合も有給の特別休暇を取得できるようにします。

IT関連会社のブイキューブでもパートやアルバイトを含めた全従業員が、通常の有給休暇とは別に特別休暇を取れるようにするということです。

ワクチン接種をめぐっては河野行革担当大臣が接種が早く進むよう経済界に協力を求めていて、企業でも従業員の接種を進めるための制度の導入が相次いでいます。