俳優のディーン・フジオカさんが企画・プロデュースを務める映画『Pure Japanese』が来年1月に公開されることが発表されました。

映画は過去にトラウマを抱えながら生きる主人公が両親のいない孤独な女子高校生を救うサスペンス・アクション作品。主人公の持つ狂気な二面性が、見どころとなっています。

ディーンさんは18年の主演ドラマ「モンテ・クリスト伯—華麗なる復讐—」の出演終了後、「凝縮してきた異様なエネルギーの渦に、演じ終えた生身の自分が置き去りになった」といい、「前に進むために何をすべきか？」。考え抜いた結果、オリジナル映像作品の企画・プロデュースにトライすると決めたといいます。

そして“そもそも現代社会において日本人の定義とは何なのか？”と考え「表向きの礼儀正しさや思慮深さの影にチラつくサディスティックな性質の正体は何なのか、という発想を、社会が持つ一つの側面として結晶化するところからこの企画は始まりました」と映画を制作するきっかけについて明かしています。

また映画では俳優として自ら主演も務めるディーンさん。「現代日本を舞台にしたアクション映画です。架空の歴史テーマパークとその周辺をと取り巻く地域社会を舞台に忍者／JK／ヤクザなど、アイコニックな日本的要素が詰まっています」と映画をアピールしています。

ヒロインは映画『朝が来る』（2020年）で日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞した蒔田彩珠さんが務めます。