野村真美、川崎麻世の印象は「とても普通」
映画『ある家族』の初日舞台あいさつがこのほど、都内で行われ、ダブル主演を務める俳優の川崎麻世さん(崎はたつさきが正式表記)、野村真美さんらが登壇しました。
養育者の家庭の中で5〜7人のこどもを預かる児童養護施設「ファミリーホーム」を舞台にした作品。
本作が映画初主演となる川崎さんは、「13歳から芸能界に入って約45年ですけど、この年になって初主演の映画を撮ることができて本当に感謝しているし、とてもうれしい気持ちでいっぱいです」と話しました。
川崎さんが演じたのは、ファミリーホームを経営し、子供たちを養育する一ノ瀬泰役。「こういう(家庭環境を失った)お子さまが、まだまだたくさんいるんだということ、そして全国には数少ないですけど、ファミリーホームという形で子供たちを見ている家族があることを知っていただきたいな、というメッセージも込めてこの映画を作りました」と語りました。
野村さんは、泰の妻・陽子役を演じました。川崎さんと共演した感想を聞かれると、「しっかりお芝居として組んだのは初めてだったんですけど、もっと“オレ、川崎麻世だよ!”みたいなタイプだと思っていたんですよ。ところが違うんです。いい意味でとても普通で、余分なことはしゃべらず、みんなを見守っていて。本当にビックリ。人として誠実だなと思って、とても大好きになって、大ファンになったんです」と笑顔で明かしました。