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佐久間由衣、大学生なら「英語を学びたい」

2021年8月31日 15:56
佐久間由衣、大学生なら「英語を学びたい」

俳優の佐久間由衣さんが、このほど都内で開催された映画『君は永遠にそいつらより若い』の特別先行上映会舞台あいさつに出席しました。

芥川賞作家・津村記久子さんのデビュー作で、第21回太宰治賞受賞作品の実写映画化。卒業間近の大学生である主人公がなんとなく過ごす日常の中で、ふとした折に「暴力」「児童虐待」「ネグレクト」などの社会の闇と、それに伴うやり切れない「哀しみ」に直面する物語です。

佐久間さんは変わり者扱いされている主役の大学生・堀貝佐世役を務めました。「自分の作品で涙を流したのは初めて。それは心に響く映画を観てしまった感覚と素晴らしい映画に関わることができて幸せだと感じたからです」と出来上がりに感激した様子。さらに、「やっと公開だという実感があります。数年前にお話をいただき、撮影をしてコロナがあり、色々なものを乗り越えてできた作品です。この映画を通して、当たり前の日常は存在せず、生きていることだけで十分に素晴らしいということを伝えていきたい。派手な映画ではありませんが、沢山の愛おしい登場人物たちが社会に向かって戦っている姿を見届けてほしいです」と呼びかけました。

また、映画の内容にちなんで「どんな大学生になりたいか?」との質問に佐久間さんは「もし大学に行けるならば、外国語学科で英語を学びたい」と答えました。