演歌歌手の八代亜紀さんが東京・渋谷ＰＡＲＣＯの館内各所を“ジャック”する企画が、２４日にスタートしました。

芸能生活５０周年を記念した試みです。館内の店舗「ユニオンレコード渋谷」が、デビュー日である２５日から丸ごと八代さん仕様となる期間限定店舗「八代レコード」として“オープン”するほか、アナログ盤『八代亜紀ベストヒット８』も発売されます。

会場で報道陣の取材に応じた八代さんは、５０年の芸能生活を「本当にあっという間なんですね。よく考えたら、赤ちゃんが５０歳（になるってこと）でしょ？すごいと思いました。自分の中では５０年もきたと思っていなくて…。当時は月・火・水・木・金と生放送、ベストテン（の歌）番組があったので、目まぐるしくて」と、しみじみ回想。現在は新型コロナウイルスの影響で自由に歌手活動ができない状況で、「気付いたらコロナで、“え？こんなに休んでいいの？”って感じです。初めて経験していますから」と語りました。

八代さんは今年、離婚したことを発表しました。取材陣から人生の転換期について質問されると、「今年ですか？あ、ですねぇ。（離婚は）仕方がないことだし、いろんな人生の生き様があるので、さらに新鮮な感じでね、いい歌が歌えます」と話しました。