フリーアナウンサーの刈川くるみさん（22）が、10月4日から報道番組『news every.』（日本テレビ系）に、新キャスターとして加わります。初出演を前に緊張でいっぱいの彼女に、番組で挑戦したいことや、キャスターとしての意気込みを伺いました。

刈川さんは、福岡県の博多出身。好きな食べ物は豚骨ラーメンというバリバリの博多っ子。特技は約1年習っていたヒップホップダンスということでキレのあるダンスも披露してもらいました。

今年の春に日本大学法学部法律学科を卒業した刈川さん。これまで、インターネットニュース番組のキャスターなどを務めてきました。every.では『カルスポっ！』や『きょうコレ』などのコーナーを担当します。


■「感謝を忘れず」父親の言葉を胸に

——every.のキャスターに決まった時の心境は？

刈川：うれしかったです。信じられなくて手が震えました。父と母に報告した時に電話口で父が泣いていて、その時に初めて私も涙が出て、うれしかったのをすごく覚えています。父からは“おごらずに、感謝を忘れずに、人は笑顔が大事だから、感謝して頑張りなさい”って言われました。

——どうしてアナウンサーになろうと思った？

刈川：私の高校は福岡県なんですけど、修学旅行で東日本大震災の被災地である大川小学校に行く機会があって、そこで私と同じ年齢の娘さんを亡くされた方のお話しを聞いたんです。その時に“もっと一生懸命生きなきゃ”と命の尊さを学びました。どうやったら人の役に立つかって考えた時に、私はテレビが大好きで、言葉って力があるなっていうのがあったので、言葉を使って人の役に立てる仕事＝アナウンサーになりたいって思いました。


■最近ハマった“舞台演劇の魅力”を伝えたい

——番組で挑戦したいことは？

刈川：私が担当させていただくのがカルチャーのニュース。すごく普段から好奇心旺盛でたくさんのものを見るんですけど、特に最近舞台を見に行くことにハマっているので、舞台俳優さんの舞台に対する意気込みだったり伝えたいことっていうのを聞いて届けられたら、より魅力が伝わってたくさん舞台見に行く方が増えるのかなって思いました。そういった取材をしてみたいです。

——インタビューしてみたい舞台俳優は？

刈川：直近で見た舞台で、藤原竜也さんの迫力ある演技を目の当たりにして圧倒されたので、1度お話しを聞いてみたいです。

——藤原竜也さんにどんなことを聞いてみたい？

刈川：舞台って毎日演じていて1日2回公演とかもある中で、1つの時間に全ての魂をかけて伝えてくれるので、何をモチベーションに、どこからエネルギーを持ってきているのか。私が同じ事をしたら1週間くらい“はぁ〜”ってなっちゃいそうです（笑）


◆刈川くるみ（かりかわ　くるみ）
1998年11月30日生まれ　福岡県出身
日本大学法学部法律学科を卒業。趣味は乗馬・クラシックピアノ。特技はヒップホップダンス。これまで『News Access』（BS朝日）や『AbemaNews』などに出演。