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中村獅童「伝統を守りつつ」 超歌舞伎を上演 3歳の息子・夏幹くん初お目見得

2023年12月4日 21:50
中村獅童「伝統を守りつつ」 超歌舞伎を上演 3歳の息子・夏幹くん初お目見得
超歌舞伎 Powered by NTT『今昔饗宴千本桜』に出演した、小川夏幹くん、中村獅童さん、小川陽喜くん(左から)(C)松竹
歌舞伎俳優の中村獅童さん(51)が3日、東京・歌舞伎座で、初日を迎えた『十二月大歌舞伎』で、息子の小川陽喜くん(5)、夏幹くん(3)と共演しました。夏幹くんは今回の出演が初お目見得となりました。

獅童さんは、歌舞伎座で初めて上演される、『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』(一部二幕)に出演。この舞台は「ニコニコ超会議 2016」で初演され、歌舞伎の名作『義経千本桜』と、バーチャル・シンガー初音ミクの代表曲で「千本桜」の世界観に着想を得て書き下ろされた演目です。

陽喜くんと夏幹くんが花道から登場。昨年1月に、初お目見得して以来の歌舞伎座出演となる陽喜くんが、はつらつとした台詞で成長ぶりを見せると、夏幹くんは、力強くも可愛らしい名乗りと見得で観客を魅了しました。

また、獅童さんは「(初音)ミクさんファンの皆様、超歌舞伎ファンの皆様がここに導いてくださいました。伝統を守りつつ、革新を追求する!これが中村獅童の生き方、これが超歌舞伎!!」と歌舞伎座での上演について語りました。