×

直木賞作家 山本文緒さん58歳 死去

2021年10月18日 14:34
直木賞作家 山本文緒さん58歳 死去

直木賞作家の山本文緒さんが10月13日、午前10時37分にすい臓がんにより長野県軽井沢の自宅で亡くなっていたことがわかりました。58歳でした。山本さんはことし春から体調不良のため自宅療養していたということです。

葬儀はすでに近親者で執り行われ、後日、都内で「お別れの会」を予定しているということです。

山本さんは1999年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞、2001年『プラナリア』で第124回直木三十五賞を受賞。ほかにも『あなたには帰る家がある』『眠れるラプンツェル』『絶対泣かない』『群青の夜の羽毛布』『落花流水』『そして私は一人になった』『ファースト・プライオリティー』『再婚生活』『アカペラ』『なぎさ』など多数の作品を執筆。2021年『自転しながら公転する』では島清恋愛文学賞、中央公論文芸賞を受賞しました。