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元サッカー日本代表久保竜彦 移住で大変身

2021年12月6日 21:14
元サッカー日本代表久保竜彦 移住で大変身

元サッカー日本代表・久保竜彦さんが、6日放送の日本テレビ系『人生が変わる1分間の深イイ話』に出演。番組スタッフが、久保さんの山口県での移住生活に密着し、移住を決めた驚きの理由や、現在の意外な生活について取材しました。

番組は、聞けば人生の見方がちょっと変わるかもしれない「深い話」+「いい話」=「深イイ話」を1分間のVTRで次々と紹介するバラエティー。今回は『都会から移住した人は本当に幸せなのか』というテーマで、田舎に移住した人たちのライフスタイルに迫ります。

久保さんは1998年から2006年まで日本代表として活躍し、中田英寿さんや中村俊輔さんに一目置かれるほどの実力を持っていた元エースストライカー。現役時代は“ドラゴン”の愛称で親しまれ、華々しい活躍を遂げていた一方、普段は寡黙な性格だといいます。インタビューでは「きつかった」「しんどかった」など、インタビュアー泣かせのコメントを連発し、そのぶっきらぼうなキャラクターが人気を集めました。

久保さんは引退後、山口県光市・室積に移住。瀬戸内海に面した港町で、自宅からは日本の渚100選に選ばれた虹ヶ浜海岸が一望できます。広島や横浜などの都会で暮らしていた当時は“緑が少なく落ち着かなかった”そうで、そんな時サッカーのイベントでたまたま山口県を訪れた際、山と海が織りなす絶景に心を打たれ、わずか2週間後に引っ越しをしたそうです。久保さんはこの景色を「他にはないんよな」と語ります。

密着初日、久保さんは友人の船で、移住してからどハマりしているという海釣りに出港。市場で高値で取引されているという巨大なマアジを開始6分で釣り上げ上機嫌。その後もマアジやブリを次々と釣り上げ、わずか2時間で22匹の大漁となりました。その後、魚はあぶり焼きや刺し身にして味わいました。


■かつてゴールを決めたスパイク 現在は“農作業用の靴”?

靴はビーチサンダルとスパイクの二足しか所持していないという久保さん。日課として知り合いの畑を手伝っている久保さんは、スパイクを履いて農作業に励んでいました。「農業用の靴とか買わないんですか?」と聞かれると「買い物嫌いなんよね。なんか面倒くさい、人がワーっておるとこ。むっちゃ嫌や」とこぼしていました。

そんなワイルドな暮らしをしている久保さんの現在の仕事は、なんと「カフェ店長」。”DragonCafe“と名付けた店を今年オープンし、地元の人々が多く集まる憩いの場となっています。現役時代から人付き合いが苦手だった久保さんですが、店をはじめてからは温かい人間関係に触れたことで「人に興味がわいてきた」といいます。今では住人の顔を見て挨拶したり、カフェには常連さんが来たりすることも。「(住人の)人がいい。元気になるよね」と語る久保さんは、移住先ならではの親密な人付き合いを楽しんでいる様子でした。

番組の最後に「司会の今田耕司さんに移住を薦める?」と質問されると「知らん」の一言。久保さんらしいシンプルなコメントで、スタジオが笑いに包まれました。

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