海に溶岩流…有毒ガスの恐れ カナリア諸島
火山活動が続くスペイン領・カナリア諸島で、溶岩流が海に達し、有毒ガスが発生する恐れが出ています。
海岸から激しく立ちのぼる白い煙。噴火活動が続くスペイン領・カナリア諸島ラパルマ島で、大西洋に達した溶岩流が海水と接触し、大量の煙が発生しています。
AP通信などによりますと、煙には有害物質が含まれる恐れがあるとして、地元当局は、海岸沿いの一部の住民に対し窓を閉めて室内にとどまるよう要請しました。
いまのところ直ちに人体に影響を及ぼすレベルではないということですが、当局では警戒を続けています。