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カナリア諸島の火山噴火 約5000人避難

2021年9月20日 14:12

大西洋のスペイン領カナリア諸島の火山が50年ぶりに噴火し、付近の住民らおよそ5000人が避難しました。

ロイター通信によりますと、19日、カナリア諸島のラパルマ島にある火山が噴火し、大量の溶岩が流れ出しました。

この火山が噴火したのは、1971年以来50年ぶりです。

噴火の前に火山性の地震が観測されたため、付近の住民はすでに避難を始めていました。避難した人は5000人にのぼります。

溶岩は一部の民家にまで到達しましたが、これまでのところケガ人はいないということです。

スペインのサンチェス首相は、国連総会に出席するためアメリカを訪問する予定を変更し、ラパルマ島に入って被害状況の確認をしています。