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假屋崎省吾、4月に亡くなった桂由美さんを追悼 「まだまだ先生がいらっしゃるようでしょうがない」

2024年8月9日 22:25
假屋崎省吾、4月に亡くなった桂由美さんを追悼 「まだまだ先生がいらっしゃるようでしょうがない」
桂由美さんをしのぶ假屋崎省吾さん
華道家・假屋崎省吾さん(65)が9日、4月に94歳で亡くなったデザイナーの桂由美さんをしのぶ『桂由美追悼ファッションショー “Yumi -celebration of life-”』で生け花を担当。インタビューで、桂由美さんとの思い出を語りました。

假屋崎さんは、桂さんについて「桂先生とはね。30年以上なんです。で、もうショーの度にお花をずっと生けさせていただいたりもありますし。1月にも実は家にいらしてくださって。実は、うちに6匹犬がいるんですけど、もうわんさか遊んで、おいしいもの召し上がっていただいて、ほんとにこやかにお帰りになって。それでもう、すぐ(亡くなって)という感じだったので」と、交流を振り返りました。

また、今回のショーでは、新生Yumi Katsuraクリエイティブチームとして始動する3人が紹介されました。ショーについて假屋崎さんは「今日もショーを拝見して、まだまだ先生がいらっしゃるようでしょうがない!それで、未来があるなと。これから3人体制になって、もっともっと未来にすごいことやってくれるなっていうね、期待感で」と、感想を明かしました。

また、桂さんとの思い出を聞かれた假屋崎さんは「朝早い。もう5時くらい、6時くらいに電話かかって来ます。『假屋崎さん! こういうアイデアが浮かんだんだけど、どう?』なんてのがもう結構、しょっちゅうでしたね」と、はにかみながら明かしました。

さらに「そしてもちろん仕事には貪欲に、手を抜かないで厳しい。でも、遊んでいる時はもう幼女のように、ほんとにかわいらしい。一度、炉端焼きっていうのをお連れしたんですよ。とても喜んでくださって。すっごくかわいらしいんです」と桂さんとの思い出を語りました。

最後に假屋崎さんは「仕事現場ってすっごい厳しいですよ。もうがんがんがんがん来ますけど。ブーケとかいっぱいやらせていただくんですけど、実は他の方々にはダメ出しが山のように出るのに、私だけは全然ダメ出しが出ないんですよ。同志っていうのかな? (桂さんは)夢見る夢子ちゃん、私は夢見る夢男。そういう気持ちが、やっぱり美意識っていうもの生み出す源泉の共通項があったりじゃないかなと思いますね。感謝しかありません!」と明かしました。

今回のファッションショーには、モデルの冨永愛さんらも登場し、ステージを華やかに彩りました。