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『笑点』桂宮治が毒舌マシンガン爆笑復活祭 “みなし陽性”から復帰 異例のスタンディング25分

2022年2月20日 17:56
『笑点』桂宮治が毒舌マシンガン爆笑復活祭 “みなし陽性”から復帰 異例のスタンディング25分
高座復帰した落語家・桂宮治さん

日本テレビ系演芸番組『笑点』の新メンバー、落語家の桂宮治さん(45)が“新型コロナウイルスみなし陽性”の自宅待機期間を経て仕事復帰した東京・新宿末廣亭の二月中席が20日、千穐楽を迎えました。

みなし陽性となったため11日から16日まで休演した宮治さん。復帰初日(17日)終演後のインタビューでは「いやぁ本当楽しくて、しゃべりすぎちゃいました(笑)やっぱり寄席いいなっていうのを再認識できました」と感慨深げ。去年行われた自身の真打披露興行以来となる寄席のトリを務め、カムバックしました。

復帰初日は “令和の爆笑王” 宮治さんお得意のにぎやかなお祭りスタイル。観客から「待ってました!」という割れんばかりの拍手で迎えられると、異例のスタンディングマイクで25分にわたり高座に戻ってこられた喜びをはじめ、「(自宅待機中の)10日間、子供としかしゃべってねえんだから!」と言いたいことをぶちまけ放題。さらに毒舌を含めたマシンガントークで会場を大いに盛り上げました。

後半15分は父親と息子を描いた古典落語『初天神』を座って口演。宮治さんは「子供と親との会話なので10日間家の中でやっていたことをそのまま高座の上にのっけた。僕の10日間の集大成」と演目を選んだ理由を明かしました。

■高座復帰した桂宮治さんにインタビュー

私もまさか初めての主任興行で、スタンドマイクで立って25分以上しゃべり続けるとは思わなかったですけど、温かいお客さんで、それに甘えて私は漫談家かと思ったんですけど、40分間正直こちらが楽しませていただいた。本当にお客様、皆さんに感謝でございます。

こういう形になって休んじゃったんですけど(新宿末廣亭二月中席の)6日間、ほかの仲間が“代バネ”トリで上がってくれて私の名前をいろんなところで出してくれて。またそれをお客さんが反応してくれて、(私が)いない間もずっとバトンをつないでくれているんだなとすごく感じていたので、SNSでずっとチェックできたので本当にありがたい。

お客様のありがたみはもちろん、仲間って本当ありがたいなと思いましたね。こうやって復帰できましたので、今からご迷惑をかけた方々、皆さんにお礼、ご恩返しをしていきたいなと思っております。毎日毎日ひと高座ひと高座、全力投球で、目の前のお客さんに楽しんでもらって帰ってもらえるように、これからもやっていきたいなと思います。これから頑張ります(笑)