【劇団四季】『バック・トゥ・ザ・フューチャー』稽古が初公開 キャストが明かす注目ポイント
映画公開から40周年を迎える『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。ミュージカルでは最新技術を駆使し、主人公・マーティと変わり者博士のドクが『デロリアン』に乗りタイムトラベルする物語を表現します。ミュージカルの脚本は映画の脚本も担当したボブ・ゲイルさん、そしてプロデューサーの一人として映画の監督を務めたロバート・ゼメキスさんも携わります。
3シーンが報道陣へ初公開された稽古場取材会。第二幕第四場は1955年、マーティを未来へ帰す計画に陰りが見えたとき、ドクが諦めずに追い求めるシーン。そんなドクの思いを歌うナンバー『For the Dreamers』が披露されました。
■キャストが明かす注目ポイント おもしろいのは「デロリアンとのやりとり」
稽古後に行われた合同インタビューで、マーティ・マクフライ役を務める笠松哲朗さんは、「この作品の世界に舞台を通して入れるんだっていうことが本当に楽しみです」と心境を明かすと、「(演出家の)ジョンさんもすごく細かくなぜこの演出がついてるか、ちゃんと内面を見ながら演出をつけてくださっているので、マーティとしての旅路を楽しめることがとてもありがたい」と喜びを語りました。
続けて、笠松さんは、記者から“もしタイムトラベルできたらどこで何をしたいか?”という質問に「ぜひ過去に行ってギターを早めに始めて(おきたい)。僕ギター弾いたことなくて、この作品に合格したことを知ってから習い始めたんですけど、とても苦戦しておりまして。高校生ぐらいの自分に会って“ギターを始めておきなさい”と言いたい」と笑顔で話しました。
また、ドク・ブラウン役を演じる阿久津陽一郎さんは、作品の注目してほしいポイントについて「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』といえばデロリアンだと思うんですけども、デロリアンとのやりとりも結構面白く仕上がっているので、ぜひ興味を持って見ていただけるとうれしいです」と開幕に向け、コメントしました。
ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、4月6日に東京・竹芝のJR東日本四季劇場[秋]で開幕。これまでミュージカルとしては、ロンドンやブロードウェーで上演されています。