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浅野忠信「救いはハリソン・フォードさんだった」 ゴールデングローブ賞授賞式に参加するまでの葛藤

2025年1月13日 22:05
浅野忠信「救いはハリソン・フォードさんだった」 ゴールデングローブ賞授賞式に参加するまでの葛藤
ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞した浅野忠信さんが会見
俳優の浅野忠信さん(51)が13日、『SHOGUN 将軍』のゴールデングローブ賞4冠受賞を記念して行われた会見に登場。助演男優賞を受賞した浅野さんが、授賞式に参加するまでの葛藤について明かしました。

浅野さんは『SHOGUN 将軍』で、主人公・吉井虎永の家臣である樫木藪重を演じ、現地時間5日に行われたゴールデングローブ賞で日本人初の助演男優賞を受賞しました。

浅野さんは会見で「ゴールデングローブ賞の前に、エミー賞の授賞式に参加させていただいて、あのときも自分は(賞を)とりたいと思っていましたし、とれなかったときにものすごく悔しかったんですね。あの後ずっとふてくされていたんですね。もうありえないくらいふてくされて、毎日文句を言っていて“クッソー”ってなっていたのが、本当の僕なんです」と悔しさを回顧。

さらに「ゴールデングローブ賞のほうも、行く寸前までもめていたんですね。それぐらい自分は取り乱していた」と当時の心境を明かしました。

それでも授賞式に参加したことについて「救いはハリソン・フォードさんだったんですよね。僕が子どもの頃に『インディ・ジョーンズ』見たり『スター・ウォーズ』見たり、ハリソン・フォードさん世代ですから」と、助演男優賞にノミネートされていたハリソン・フォードさんについてふれ、「ハリソンさんと同じところに自分の名前がある、これだけでいいんだと、ハリソンさんが(賞を)とってくれさえすれば、きっと僕のことも誰かが注目してくれるだろうと思っていたら、まさかの僕の名前が出たんですよね」と驚きを振り返りました。

そして「あのときに“えっ!”って思ったのと同時に“すみません、ハリソンさん”って思ったんですよね。でもそんなこと言っちゃいけないから(笑)。そういう意味では会場に素晴らしいスターの方たちがいたから、まずはみなさんの顔を見て“すごい、この人たちじゃなくて僕の名前が出たんだ”っていうのが感動しましたね」と心境を語りました。

最終更新日:2025年1月13日 22:05