IMP.椿 泰我 4年後の五輪新競技『スカッシュ』を体験取材【IMPress.】
椿さんが訪れたのは埼玉県さいたま市にあるスカッシュ施設。スカッシュとはテニスと違って4面の壁で囲まれたコートで打ち合う競技です。
椿 泰我さん
「スカッシュがどうしてスポーツのミライと関わってくる?」
日本スカッシュ協会 髙橋佳予さん
「実は4年後のロサンゼルスオリンピックに初めて採用されましたので」
■2028年のロサンゼルスオリンピックで正式競技
2028年、アメリカ・ロサンゼルスで開催されるオリンピックで正式競技と初採用されたスカッシュ。
神奈川県川崎市にあるスカッシュスクールでは、ミライの日本代表をめざす若い受講生が増えているといいます。日本スカッシュ協会によるとスカッシュ愛好者は30万人にものぼるそうです。
日本代表 安成翔太選手
「ずっとオリンピック競技を目指してきたスポーツだった。スカッシュを見てくれる人を増やしていければと」
■IMP. 椿 泰我が『スカッシュ』日本代表選手に挑戦
そんなスカッシュの魅力を教えてもらうべく、椿さんが取材したのは日本代表の林尚輝選手。林選手はこれまで数多くの大会で日本一のタイトルを獲得し、日本のトップ4に入る選手。子供達への指導も行っています。
椿 泰我さん
「ラケットの形も初めて見る形というか」
林尚輝選手
「テニスよりもちょっと縦長でバドミントンよりは面が長い。ボールが小さくて意外と硬めなゴムなんですけど。速い球だと大体、時速250キロくらいの球速が出る。(19歳未満は)アイガードつけてやりましょうと着用を義務付けられています」
テニスと、ボールもラケットも違うスカッシュ。その中でも一番の特徴が。
林尚輝選手
「横壁に当てて前に返したり後ろ壁に当てて前に返したりしてもOK。前後左右の壁を使ってプレイしないといけない頭と体をうまく使って動くスポーツです」
テニスコートの半面より狭いエリアで打ち合うスカッシュはスピード感満点。競技では必ず前面の壁にボールを当てなくてはならずボールの動きを読む頭脳も必要としています。
そして椿さんはスカッシュを初体験。安全に配慮してアイガードを装着してコートに立ちました。
林尚輝選手
「低く!前へ!ナイス!次後ろ!前!」
日本代表の林選手に翻弄(ほんろう)されてしまいました。
椿 泰我さん
「角とかいろんな作戦といいますか」
林尚輝選手
「意外と狭いように見えて横壁も使えたり相手を走らせることが大事なスポーツなので」
椿 泰我さん
「思ったより速度の速いスポーツなんだなっていうのを感じました」
■“スカッシュのミライ”は?
そして林選手が考える“スカッシュのミライ”について聞きました。
椿 泰我さん
「2028年にスカッシュが新競技としてオリンピックに入りましたけどどういうお気持ちですか?」
林尚輝選手
「多くの方からメッセージをいただいたり“やっとスカッシュがオリンピックの種目になったんだね”って。頑張ろうと思えるモチベーションになるなと」
椿 泰我さん
「日本のスカッシュの現在のレベルは世界的に見てどれくらいですか?」
林尚輝選手
「まだまだマイナースポーツで男子だとトップ50位とか40位くらいになる。もしオリンピックでメダルがとれたら小さい子などいろんな人が憧れてくれるような選手が育ってきてくれて、みんなに夢を与えてくれる選手が生まれてくれたらうれしいなと思います」
(12月4日放送『Oha!4 NEWS LIVE』より)