俳優の竹内涼真さん（29）が8日、主演映画『アキラとあきら』の完成披露舞台挨拶に横浜流星さん（25）、King ＆ Princeの髙橋海人さん（23）らと登場。オファーを受けた際の心境を明かしました。

映画は、幼くして過酷な境遇に身を置いて生きてきた竹内さん演じる山崎瑛（アキラ）と、大企業の御曹司ながら次期社長という座を拒絶し続ける横浜さん演じる階堂彬（あきら）の2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう物語です。

池井戸潤さんの小説『アキラとあきら』が映画化された本作。竹内さんは“池井戸作品”に3回目の出演となります。出演が決まったことについて竹内さんは「今回このオファーを受けたときに、“また竹内か…”と池井戸さんに飽きられてるんじゃないかって心配だったんですよ。でも僕でいいということで、喜んで受けさせていただきました」とオファーをもらった喜びを明かしました。

また、本作のテーマの一つでもある“信念”をいう言葉にちなみ、“仕事で大事にしている信念”について聞かれると、竹内さんは「この仕事を始めてもうすぐ10年になりますが、一番現場が好きなんですよ。どんなに準備していっても、現場で良い意味で崩れるんですよね。そこでいかに皆とコミュニケーションをとって、セッションして、どこに持っていけるかっていう作業が一番好きだし楽しい。時間がない中で本当にすばらしい方たちが奇跡的に集まって作品を作る訳なので、コミュニケーションをできる限りとって意見交換をするっていうことが一番大事かなと思います」と撮影中に意識していることを明かしました。