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横浜流星「甘えるってこういうことか」 恋人役の広瀬すずが “膝枕”

2022年4月14日 22:33
横浜流星「甘えるってこういうことか」 恋人役の広瀬すずが “膝枕”
映画『流浪(るろう)の月』に主人公・更紗(広瀬すずさん)の恋人役で出演した横浜流星さん
俳優の横浜流星さん(25)が13日、映画『流浪の月』(5月13日公開)の完成披露試写会に、広瀬すずさん(23)や松坂桃李さん(33)らと登場。恋人役を務めた広瀬さんとの役作りでの意外な苦労を明かしました。

映画は2020年に本屋大賞を受賞した凪良ゆうさんの小説が原作。10歳の時に誘拐事件の “被害女児” となり、世間に名前を知られることになった家内更紗(かない・さらさ)と、誘拐事件の “加害者” とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき・ふみ)が再会する物語で、広瀬さんと松坂さんのW主演で映画化されました。横浜さんは事件から15年たった現在の更紗の恋人・亮を演じています。

劇中では、広瀬さん演じる更紗に甘えるシーンがあったという横浜さんは、役と自身の性格とのギャップを感じたそうで「十数年間ずっと空手をやってきて “人に弱みを見せるな” だとか、“涙を見せるな” というふうに叩き込まれてきたので、“甘えってなんなんだろう” って」と撮影時に抱いていた悩みを明かしました。

そんな横浜さんの甘え下手な演技を見て李相日(リ・サンイル)監督は「(広瀬さんと)2人に距離感をすごく感じるから、まずは膝枕してもらって」と助言したといいます。実際に撮影前、広瀬さんに膝枕をしてもらった横浜さんは「甘えるっていうのはこういうことなのか」と “甘え方” について学んだといいます。

一方、膝枕をした広瀬さんは「30分くらいリハ室で二人きりにしていただいて、やってみたんですけど。その時会ってまだ2回目か3回目で、お互いが極度の人見知りで。全体重乗せてくれるのかなと思ったら1、2キロくらいしか膝には乗ってなくて、ずっと敬語でしゃべっていて、すごいカオスでした」と語り、会場を笑わせました。