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山口智子、27年ぶりの実写映画でヒロインに 「本気で我が命を生きる覚悟」

2022年11月29日 22:05
山口智子、27年ぶりの実写映画でヒロインに 「本気で我が命を生きる覚悟」
山口智子さん
俳優の山口智子さん(58)が、佐藤浩市さん(61)と横浜流星さん(26)がダブル主演する映画『春に散る』(2023年全国公開)に出演することが29日、発表されました。山口さんが実写映画に出演するのは、27年ぶりとなります。

本作は、ベストセラー作家・沢木耕太郎さんの同名小説を映画化した作品。佐藤さん演じる元ボクサーの広岡仁一が、横浜さん演じる不公平な判定で負け、心が折れてしまったボクサー・黒木翔吾と出会い、共に世界チャンピオンを目指す物語です。山口さんは、かつて仁一に恋心を抱いていたボクシングジムの会長・真田令子役で出演。翔吾の恋人・広岡佳菜子役の橋本環奈さん(23)と、“ダブルヒロイン”を演じます。

山口さんは、「“ボクシングは荒々しい男の世界”というそれまでの思い込みは、清々しい力に満ちた一陣の風にすっかり吹き飛ばされ、“どう生き切るか”という、命ある者全てへの問いかけに、自分も挑み直してみたいという思いが湧き上がってきました」とコメント。

「“今”というこの瞬間に、熱く、濃く、己の心に偽りなく、力を注げるか。私たちの一生は、自分と向き合う孤独な戦いであると同時に、人と人が出会って結ぶ豊かな実りに満ちている。命を輝かせるリングと人生を重ねながら、今まで知らなかった世界に学んでいきたいと思っています」と明かしました。

さらに山口さんは、「日々猛練習を積み、心身ともにボクサーへと生まれ変わりつつある佐藤浩市さんと横浜流星さんの気迫に圧倒されています。まるでドキュメンタリーのような、リアルで純な輝きを放つ彼らの記録映画とも言える本作に関われる喜びと共に、本気で我が命を生きる覚悟で臨みます」と、意気込みを明かしました。