天海祐希、菊田一夫演劇賞に感謝 コロナ禍での舞台上演に「自分に絶望感も」
天海祐希さん
俳優の天海祐希さん(55)が7日、『第四十八回 菊田一夫演劇賞』を受賞。授賞式で、コロナ禍での上演を振り返り、思いと感謝を述べました。
菊田一夫演劇賞は、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した作家や演出家、俳優などを表彰。天海さんは、俳優の鈴木亮平さんとW主演した『広島ジャンゴ2022』の山本/ジャンゴ役と、『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』のアンヌ役での演技が高く評価され、今回の受賞となりました。
菊田一夫演劇賞は、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した作家や演出家、俳優などを表彰。天海さんは、俳優の鈴木亮平さんとW主演した『広島ジャンゴ2022』の山本/ジャンゴ役と、『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』のアンヌ役での演技が高く評価され、今回の受賞となりました。
■「まだまだ精進していきたい」
天海さんは「素晴らしい賞をいただくことができて、本当はものすごく驚いていますし、とても恐縮しています」とコメントしつつ「演劇って生ものですから、生の人間が演じ、生の人間が客席で見てくださるものになります。大変な時期もございました。今も大変なことがあると思いますけども、そのときに何もできない自分に対しての絶望感ももちろん感じました」と当時の心境を吐露。
続けて「しかし、人間の可能性、舞台の可能性、そこに希望をもって千秋楽まで走る事ができました。そのような素晴らしい作品で賞をいただけたこと、感謝しております。まだまだ精進していきたいと思いますし、たくさんの方に楽しんでいただける舞台を作っていきたいなと心から思っております」と感謝と共に思いを語りました。