市川團十郎「生まれた時からお世話になった大恩人」 市川左團次さんを追悼
市川團十郎さん
歌舞伎俳優の市川團十郎さん(45)が、市川左團次さんの訃報を受け、16日に追悼コメントを発表しました。
團十郎さんは「昨日訃報を聞いて、愕然としました。左團次のおじさまは、私が生まれた時からお世話になった大恩人です。特に『助六由縁江戸桜』で私が初めて助六を勤めた際にも、左團次のおじさまが出て下さいました。その時の感謝はもちろんのこと、舞台で対峙した時のあまりの大きさに驚いた記憶が、今も鮮明に残っています」とコメント。
また、「もちろん父團十郎とも仲が良く、父と左團次さんが遊ぶ時には私も誘っていただき、可愛がっていただきました。また昨今では、市川宗家としての私に対して、“市川宗家である”ということを左團次さんは行動で示し続けて下さいました。言葉では言い表せない感謝があります」と心境を明かしました。
2022年11月、12月に行われた『十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台』の公演では、『外郎売』と『助六』に出演した左團次さん。團十郎さんは「本当に感謝してもしきれません。私自身はもとより、歌舞伎界にとりましても大変な損失です。この悲しみは、言葉では言い表すことができません。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼しました。
團十郎さんは「昨日訃報を聞いて、愕然としました。左團次のおじさまは、私が生まれた時からお世話になった大恩人です。特に『助六由縁江戸桜』で私が初めて助六を勤めた際にも、左團次のおじさまが出て下さいました。その時の感謝はもちろんのこと、舞台で対峙した時のあまりの大きさに驚いた記憶が、今も鮮明に残っています」とコメント。
また、「もちろん父團十郎とも仲が良く、父と左團次さんが遊ぶ時には私も誘っていただき、可愛がっていただきました。また昨今では、市川宗家としての私に対して、“市川宗家である”ということを左團次さんは行動で示し続けて下さいました。言葉では言い表せない感謝があります」と心境を明かしました。
2022年11月、12月に行われた『十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台』の公演では、『外郎売』と『助六』に出演した左團次さん。團十郎さんは「本当に感謝してもしきれません。私自身はもとより、歌舞伎界にとりましても大変な損失です。この悲しみは、言葉では言い表すことができません。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼しました。