古川雄大&京本大我 『モーツァルト!』にWキャストで主演 帝国劇場を含む3都市を回る
■古川雄大さんが演じる歌の難易度が高い役どころ
過去にも2回、同役を演じている古川さんは、モーツァルト役について「僕のミュージカル人生において今もなお、ひときわ大きく立ちはだかっている壁です。何より歌の難易度が高く、さらにモーツァルトの人生を描く中で様々な表現を求められる。ハードな楽曲の中で、その心情を伝える作業は、僕にとって決して簡単ではありませんでした」とコメント。
3度目となる挑戦については「この作品、そして役の魅力を味わうとまた挑戦したいと思ってしまう、そんなかけがえのない役だと思います。いよいよ3度目、皆様に集大成をお見せすることができたらと思っています」と意気込みを語りました。
■“帝劇で主演という夢” 改修工事前にかなう
一方、古川さんとWキャストとなった京本さんは、今回、満を持して帝劇初主演となります。
京本さんは「ヴォルフガングは僕にとって憧れそのものです。20歳の時に『エリザベート』に出演し、ミュージカルに魅了され、もっと勉強したいという思いから、DVDや劇場を通して何十回も観させて頂いた作品がこの『モーツァルト!』です。本当にプレッシャーですが、今は不安や恐怖よりも、遂にこの役を演じさせて頂けるという喜びが大きいです」とコメント。
また、閉館する帝国劇場について「小さい頃からお世話になっている想い出だらけの劇場です。いつかこの劇場で主演というのを、夢の一つとして、いつからか胸に秘めていました。それが改修工事が入る前にこうして叶うこと、本当に嬉しく思います。帝国劇場へのこれまでの感謝も込めて、ステージに立ちたいです」と語りました。
公演は、8月から帝国劇場でスタートし、10月に大阪・梅田芸術劇場、11月に福岡・博多座でも上演されます。