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渡辺徹さん 61歳で死去 舞台や『太陽にほえろ!』で活躍

2022年12月2日 13:33
渡辺徹さん 61歳で死去 舞台や『太陽にほえろ!』で活躍
敗血症のため亡くなった渡辺徹さん
俳優でタレントの渡辺徹さんが、11月28日に敗血症のため、61歳で亡くなりました。

1961年生まれ、茨城県出身の渡辺さんは、1980年に文学座附属演劇研究所に入所。1984年、文学座本公演『マリウス』で初舞台を踏むと、その後30年以上にわたり、多くの舞台に出演。菊田一夫演劇賞を受賞するなど、俳優として高く評価されてきました。

一方で、ドラマや映画などでも活躍した渡辺さん。1981年に出演したドラマ『太陽にほえろ!』では、新人刑事・ラガーこと竹本淳二役で、アイドル的な人気に。

また、歌手デビューも果たし、1982年にリリースした『約束』はCMソングにもなり大ヒット。さらにバラエティー番組で司会を務めるなど、マルチに活躍してきました。

私生活では、1987年に榊原郁恵さんと結婚。人気俳優とアイドルの結婚式は、当時テレビで生中継され話題に。その後も芸能界を代表する”おしどり夫婦”として知られました。2017年には、結婚30年を記念した舞台を開催し、榊原さんと舞台で初共演。さらに、2021年に行われた家族をテーマにした朗読劇では、長男の渡辺裕太さんも加わって、親子3人で初共演も果たしていました。

渡辺さんの葬儀などについては、親族の意向により家族葬にて執り行い、後日お別れの会を行う予定だということです。