お笑いコンビの博多華丸・大吉が10日、福岡PayPayドームでお笑いイベント『博多華丸・大吉 presents 華大どんたく』を開催しました。

コンビ結成33周年を迎えた2人が、地元“福岡”と芸能生活を支えてくれた全ての人々への愛を込め、33年間で培った人脈をフルに生かした“愛と人脈の総力戦”となる大型イベントで、千鳥やかまいたちなど総勢48組80人の豪華お笑い芸人が登場。様々な企画やネタステージで3万4000人以上の観客に笑いを届けました。

博多華丸・大吉率いる“ほぼ同期チーム”と、見取り図率いる“若手チーム”が様々な種目で対決した『どんたく大運動会』では、開会宣言でお笑いタレントの明石家さんまさん（68）がサプライズ登場。さんまさんは観客に話しかけたり、拍手をあおったりと観客との交流を楽しむと、ステージ上ではナインティナインの岡村隆史さん（53）と開会宣言ボケを披露してさらに会場を盛り上げました。

終演後、博多華丸さん（53）は「無事、ケガなく終わってよかったなとほっとしております。同期も多く満身創痍（まんしんそうい）ではあったのですが、これだけのお客さんがいると、みんないい意味でムキになっていくのがね、みんなでお父さんの頑張る姿を見るような気持ちにもなれてよかったなと思います」と振り返り、博多大吉さん（52）は「歌に大喜利にネタにと、すべての景色が忘れられないというか。改めてすごい会社だなと思いました。今日もNGKとかルミネでは公演があるわけで、まだ来てない芸人さんがいっぱいいるって思うと、改めて愛社精神というか、この会社にいて良かったと思いました」と充実した表情を見せました。

また、さんまさんのサプライズ出演について大吉さんは「福岡PayPayドームでの開催だったので、僕らより下の世代だけで会場が埋まるわけがないと思っていました。ですので、さんま師匠にもお声がけしていいですか？　というか、来ていただかないとチケットが売れないと思います、というお話をさせてもらいました。ただ、実際はさんま師匠のお名前を出す前にチケットが売れてしまったので、『さんまさんを今日まで隠す』、ということになりまして」とキャスティングの裏側を明かし、「九州のお客さんはなかなか生のさんま師匠を見ることがないと思うので、喜んでいただけたと思います。来ていただけたことに本当に感謝しています」とさんまさんへの感謝を口にしました。