×

バンドの“聖地”・目黒鹿鳴館 退去延期を発表後、ワンマンライブなど20件の申し込み

2023年9月25日 22:15
バンドの“聖地”・目黒鹿鳴館 退去延期を発表後、ワンマンライブなど20件の申し込み
公式サイトにて発表された『退去延期のお知らせ』
ロックバンド・LUNA SEA、GLAYなどがステージに立った、東京・目黒にある老舗のライブハウス『目黒鹿鳴館』が、2024年12月まで退去が延期となったことを発表しました。その後の申し込み状況などについて聞きました。

目黒鹿鳴館は今年6月に、2024年1月をもって現在の場所を退去することを発表していましたが、20日に公式サイトにて、「ビルの管理会社様より“鹿鳴館退去後の2024年2月以降に直ちにビルを解体するスケジュールにはなっていないので、御社にお力になれる事があるかと考えた結果、移転先がまだ未定であるのであれば延長して使ってください”と言った旨のお申し出をいただいたのです。勿論、移転先に向けて動いてはおりましたが、お話をいただいた当時、まだ良い移転先が見つかっていない状況の中で大変ありがたい申し出でしたのでお受けすることにしました」と報告。

さらに、「スケジュールにつきましても前回発表した時は既に空き日程がない状況で、“最後にもう一度あの鹿鳴館のステージで”の実現を諦めてしまった方も少なくないと感じております。この機会にお問い合わせください」と呼びかけていました。

今回、目黒鹿鳴館の担当者を取材し、退去発表を受けての予約状況を聞いたところ、「発表後すでに20件のワンマンライブなどで申し込みを受けている。週末や連休などは埋まりつつあるが、平日はまだ空きがある」ということです。また、移転先については未定とのことです。