俳優の柄本時生さん（34）が23日、役所広司さん（67）、中野有紗さん（18）とともに映画『PERFECT DAYS』の公開記念舞台挨拶に出席。最近のルーティーンを明かしました。

来年行われる第96回アカデミー賞・国際長編映画部門の最終候補15作品に選出されている映画『PERFECT DAYS』。東京・渋谷の公共トイレを舞台に役所さん演じるトイレの清掃員・平山の日々を描いた作品で、柄本さんは、平山の同僚・タカシを演じています。

イベントで“主人公・平山のようなルーティーンがあるか”と聞かれた柄本さん。「起きたらだいたい喫茶店に行く」と答えると、役所さんから「親父（柄本明さん）と一緒じゃん」と、すかさずツッコミが。軽妙な掛け合いで、会場を笑いに包みました。

さらに、柄本さんは「あと、寝る前に映画のラストシーンだけ見るっていうのはちょっと趣味ですね。1本観ると眠れなくなったりがあるから、ラストだけを見て思い出すっていう作業をしているんです。好きな映画の。新作とかじゃないですよ。見たことがない作品のラストシーンだけ見ても意味が分からないですからね 」と、少し変わった夜のルーティーンも明かしました。

そんな柄本さんについて、役所さんは「もう昔から知ってる。まだ（柄本さんが）子供の時に家に遊びきたことあるんです。お父さんに連れられて。そのことを（柄本さんは）忘れてましたけど、もう子供の頃から知ってるんで、一緒に仕事をして、いい俳優さんになったなと思いました」と、成長ぶりに目を細めていました。