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柄本時生 “親の芝居に興味は全然なかった” 役者一家に生まれた戸惑いを明かす

2023年3月20日 22:00
柄本時生 “親の芝居に興味は全然なかった” 役者一家に生まれた戸惑いを明かす
役者を目指したきっかけを明かした柄本時生さん
俳優の柄本時生さんが19日放送の『おしゃれクリップ』に出演。役者を目指したきっかけを明かしました。
父親は柄本明さん、母親は角替和枝さん、兄は柄本佑さんという役者一家に生まれた柄本時生さんは、“親の劇団の芝居に興味は全然なかった”と胸の内を明かし、役者になったきっかけについて聞かれると「兄貴ができなかった仕事が、僕に転がってきた」と回答。その真意について「“柄本(明)の息子(佑)が俳優やってるらしい。オーディションに、じゃあ呼びたい”と、呼んだんです。そしたら、“柄本の息子(佑)はできない” “弟いるらしいぞ” “じゃあそいつちょっと呼んでみよう”っていうので呼ばれたんです」と話し、きっかけは偶然の積み重ねだったことを告白しました。

14歳でデビューしたという時生さんは、それまでの芝居経験について「1回もないかもしれないですね」と話し、「“迷惑かけちゃいけない”っていう。親父と母ちゃんが仕事してるから」と、当時の気持ちを振り返りましたが、ちょっとだけワクワクしたのはうそじゃないかもしれないと、内心うれしい気持ちもあったことを明かしました。

それでも「ただ、“(役者を)やりたい”とは全く思ってなかったので、“ちょっとキツいな”と思って行ったのは覚えてます」と、戸惑いがあったと打ち明けました。「劇団というのをうちの父親がやっていたので、素晴らしい俳優さんがいっぱいいらっしゃるんですけど。その中でもやはり“どなた?”ってなってしまう方がいっぱいいらっしゃるんですけれども。尊敬できる方々がいっぱいいらっしゃったので」と、劇団員を通して役者の道の厳しさを幼いころから学んでいたことを回顧。

そして「奇跡じゃないですか。こうやってここにお座りさせていただいて、しゃべらせていただくっていうのも奇跡なので」と、厳しい世界で仕事を続けられることに対する感謝の気持ちを明かし、トークを締めくくりました。