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映画「野生の島のロズ」がアニー賞で最多の9冠達成 作品を鑑賞した人はどこに魅力を感じたのか取材

2025年2月10日 22:13
映画「野生の島のロズ」がアニー賞で最多の9冠達成 作品を鑑賞した人はどこに魅力を感じたのか取材
映画『野生の島のロズ』全国公開中(c)2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.配給:東宝東和、ギャガ
『シュレック』や『ボス・ベイビー』などを手がけてきたドリームワークス・アニメーションの最新作、映画「野生の島のロズ」がアニメ界のアカデミー賞と呼ばれるアニー賞で最多の9冠を達成。実際に映画館で見た人たちに取材し、作品の魅力を聞きました。

映画は、無人島に漂着したロボットのロズが野生動物たちとふれあっていくうちに心が芽生えはじめ、動物たちとの絆が生まれる物語。手描きの絵画的なスタイルとCGのようなテクノロジーを組み合わせた独特なアニメーションとなっています。監督は、『リロ&スティッチ』や『ヒックとドラゴン』などを手がけ、米・アカデミー賞に3度ノミネートされた経験のあるクリス・サンダースさんです。

2024年に世界で公開されると、43の国と地域で初登場1位を記録。また、日本時間9日、第52回アニー賞の授賞式が行われ、長編作品賞、監督賞、キャラクター・アニメーション賞、キャラクター・デザイン賞、声優賞、音楽賞、美術賞、編集賞、FX賞の最多の9冠を達成しました。さらに、第97回アカデミー賞では3部門でノミネートされています。

映画館で作品を鑑賞した人たちに、どんなところに魅力を感じたのか聞きました。家族で訪れたという10代の女性は「動物たちが協力して心が一つになる絆に感動しました。人間ではなくロボットと動物という不思議な組み合わせもおもしろかったです。アニー賞をとって納得」と感動した様子。また2人で訪れたという20代の女性は「めっちゃ泣きました。絵本みたいなテクスチャーであまり見たことがない映像表現だったのでよかったです」と話していました。

最終更新日:2025年2月10日 22:13
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