声優の小野賢章さんが13日、声優の悠木碧さん、宮野真守さん、関智一さんらと共に、ハリウッド映画『スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース』（6月16日全国公開）の試写会イベントに登場。アフレコで意識した点を明かしました。

映画は、2018年に公開され、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『スパイダーマン：スパイダーバース』の続編。スパイダーマンを継承した高校生のマイルス・モラレスが、愛する人と世界を救うために運命にあらがう姿を描いた物語。マイルスだけでなく、様々な世界の多種多様なスパイダーマンが登場します。小野さんは、マイルスの声を担当しています。

小野さんは、アフレコについて「（前作から）1年4か月経っていて。この頃の約1年半って結構大きな成長が起きやすいというか、マイルス自身もかなり身長が伸びてたり、だんだん大人の階段を上っている真っ最中のところだったので。声は前よりは少し大人っぽくっていうところを意識しました」と明かしました。

さらに、性格的な部分の表現について、「そこそこスパイダーマンとしての自分に慣れてきた感じというか。スパイダーマンとして、ニューヨークの強盗から守ったりとか、事件を解決してきて、ちょっと“こなれてる感”。“僕がスパイダーマンだよ”みたいな感じは出せたらいいなと思ってました」とコメント。

すると、関さんが「それ大体一番危ないタイミングだよね。慣れてきたな、と思った時にちょっと事故ったりするもんだから」とツッコむと、宮野さんも「役者もそうですもんね！　売れ始めが一番危ないっていうね！」と乗っかり、「足元すくわれるから」と続けた関さん。その話を聞いた小野さんは「一番気をつけるタイミングにいる彼（マイルス）です」と返しました。

また、イベントには、サプライズで歌手のLiSAさんも登場しました。