中村児太郎 「父にはまだまだ及びません」 『八月納涼歌舞伎』で父・中村福助監修で舞台に挑む
中村児太郎さん
歌舞伎俳優の中村児太郎さん(30)が4日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた『八月納涼歌舞伎』(25日千穐楽)に出演。父(中村福助さん)監修で舞台に挑みました。
8月に開催される『納涼歌舞伎』は、1990年より十八世中村勘三郎(当時 勘九郎)さんと十世坂東三津五郎(当時 八十助)さんらを中心に、花形が活躍する公演として始まって以来、歌舞伎座の夏の風物詩となりました。
8月に開催される『納涼歌舞伎』は、1990年より十八世中村勘三郎(当時 勘九郎)さんと十世坂東三津五郎(当時 八十助)さんらを中心に、花形が活躍する公演として始まって以来、歌舞伎座の夏の風物詩となりました。
児太郎さんは今回、第一部で上演される『ゆうれい貸屋(ゆうれいかしや)』に芸者の幽霊染次で出演します。
公演前に行われたイベントで児太郎さんは「(中村)勘三郎のおじ、(坂東)三津五郎のおじさま、そして父(中村福助)たちがはじめた「納涼歌舞伎」でひと演目任せていただけることをとても嬉しく思っております。今回の『ゆうれい貸屋』では、父が監修に入っております。父にはまだまだ及びませんが、一生懸命演じる気持ちだけは負けないように勤めます」と意気込みを語りました。