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【インタビュー】塚本高史 hideさんは“永遠のロックスター” 映画に込めたファン故の“こだわり”と“思い”

2022年7月16日 12:40
【インタビュー】塚本高史 hideさんは“永遠のロックスター” 映画に込めたファン故の“こだわり”と“思い”
hideさん支えた音楽プロデューサー・I.N.A.役の塚本高史さんにインタビュー
X JAPANのギタリストでソロでも活躍したhideさんの実話を基に描く、映画『TELL ME ~hideと見た景色~』(全国公開中)。この作品でhideさんを支えた音楽プロデューサー・I.N.A.さんを演じた塚本高史さん(39)にインタビュー。自身もhideさんの大ファンだという塚本さんに今回の映画でこだわった点やhideさんを好きになったきっかけなどを伺いました。

■塚本「お声がかからなかったら、すごく嫉妬していた」

1998年、33歳の若さでこの世を去ったhideさん。映画では突然、hideさんを失ったバンドメンバーやスタッフたちが主役不在のままライブをやるのか、CDを出すのかなど、苦悩と葛藤が描かれ、塚本さんはhideさんを支え、hide with Spread BeaverのバンドメンバーでもあったI.N.A.さんを演じました。

――映画出演の話を聞いた時の心境は?

率直にうれしかったですし、僕にお声がかからなかったら、すごく嫉妬していただろうし、どんな作品になるのかなみたいな。だから、僕にお話しいただいてうれしかったです。

――I.N.A.さんを演じると聞いた時の心境は?

hideちゃんの役をやるとなると、もしかしたら断っていたかもしれないですし、I.N.A.さんだからできたっていうところもあったかもしれないですね。

■塚本「“カッコいい”って率直に思えた」

小学5、6年生の時にいとこが聴いていた『DICE』という曲がきっかけでhideさんのファンになったという塚本さん。hideさんの影響でエレキギターをはじめ、中学生の時には父親から誕生日にhideモデルのギターを買ってもらったこともあるといいます。

――hideさんからどのような影響を受けた?

最初に『DICE』を聴いた時の衝撃は覚えていますね。“カッコいい”って率直に思えたのは『DICE』を聴いてなので、小学生の自分がビビッときたんだと思いますね、その瞬間に。最初に『DICE』に出会ってなかったら、ギターもやっていないでしょうし、今でもやっぱり音楽が好き、ギターが好きっていうのは本当にhideちゃんの影響なので、大いに影響は受けていますね。

――塚本さんの考え方にhideさんが影響を与えた部分は?

とてもファンの人を大切にする人なので、その辺の人としてのカッコよさみたいなものとか。僕もふと立ち止まった時とかに、“ファンの人だったらどう思うかな?”とかを考えるのもhideちゃんの影響なのかなとは思いますね。

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■塚本「ファンの人にできるだけウソのないように」
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