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漫画『北斗の拳』作者・原哲夫「インスパイアを受けています」 影響を受けた映画監督と対談が実現

2024年5月28日 22:35
漫画『北斗の拳』作者・原哲夫「インスパイアを受けています」 影響を受けた映画監督と対談が実現
左から原哲夫さん、ジョージ・ミラー監督
漫画『北斗の拳』などで知られる漫画家の原哲夫さんと、映画『マッドマックス:フュリオサ』のジョージ・ミラー監督が対談を実施しました。

映画『マッドマックス:フュリオサ』(5月31日公開)は、故郷や家族など全てを奪われた主人公の復しゅう劇を描いたシリーズの最新作です。

以前からシリーズのファンを公言していた原さんは、映画の公開に先駆けて主人公“怒りの戦士”フュリオサのイラストを描き下ろし公開。最新作に「私もジョージ・ミラー監督から多くの影響を受けたひとり」とコメントし「本気で僕を弟子にして欲しいです!」と熱い思いを語っていました。

今回、原さんにとって念願の対談が実現。原さんは「私が手掛けた作品『北斗の拳』は、あなたの作品『マッドマックス2』からインスパイアを受けています。まさか40 年の時を経て、お会いできる日がくるとは思わなかったので本当に感激をしております。お会いできてとても光栄です」と思いの丈を伝えました。

また、ミラー監督に発想の源を聞いてみると「私が大切にしているのは“好奇心”です。私の場合は映像やビジュアルで表現をしていますが、一般的にストーリーを創り上げるということは、何千年という時間をかけても決して極めることはできません。ですが、“好奇心”さえあれば、創り続けることが出来るのです」とストーリー作りの極意を伝授しました。

対談を終えた原さんは「監督の脳はまったく衰えていない。しかもエンターテイメントを忘れていない。私たちの希望の星ですよ。年を重ねていくと変わっていくもの。でも僕は、変わらずにずっとエンターテイメントに徹していきたいという思いがあるから、ミラー監督もまったく変わらないでいてくれて、そこがとても嬉しかったです」とファンとしての喜びを語りました。

(C)武論尊・原哲夫/コアミックス,「北斗の拳」製作委員会
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