【USJ】毒舌が人気の綾小路麗華に相談してみた “ハッキリ”と物事を言う秘けつとは
綾小路麗華は、2001年のパーク開園当初からあった3Dサイバー・アドベンチャー『ターミネーター 2:3-D』の案内役として登場。軽快なトークで客をいじる姿が人気を博しました。2023年5月にアトラクションの運営終了が発表されるとSNSでは、“綾小路麗華の今後”についてトレンド入りするなど話題になりました。現在は、USJの公式SNSなどでパークの魅力を発信する『しゃべくり・ゼネラル・マネージャー(SGM)』として活躍、25日には都内で行われたイベントに出席しました。
■客いじりで心がけていた事「個人の意見にならないこと」
――久々の公の場でしたが、これまではどのように過ごされていましたか?
“久々の公の場”ですが? フフフ…。暇人みたいな言い方しないでくださるかしら? こう見えて忙しかったのよ? 巷(ちまた)じゃあさ、「私にもう会えないんじゃないか」だったり、「私が辞めてしまうんじゃないか」という声を多数耳にしましたけれども、こうして皆さまにお会いできる準備をしていただけでございます。
――『しゃべくり・ゼネラル・マネージャー』としてのこれからの活動への意気込みをお聞かせください。
私の類いまれなるトークスキルは他でもない。お客さまとコミュニケーションを取るためにあると考えております。ですので、この『しゃべくり・ゼネラル・マネージャー』というのは、USJの魅力や楽しみをお伝えする、まさに私に“適任の役職”だと思っております。
――客をいじる姿が人気でしたが、これまで困ったお客さんや印象深い出来事はありましたか?
“お客さまいじり”はしたことはないんです私。あくまで“コミュニケーション”でございますからね。お客さまとは、一期一会を大切にしておりましたので、“どこからいらっしゃったか”を聞くことが多かったのです。例えば“宇宙から来た”って言う方がいらっしゃるのよ。そういった方には“本当に飛ばしてやろうかしら”だったり、そういったコメントで頭を冷やして差し上げておりましたわ。あと面白いのが(お客さまの)回答に、はやりがあるのよ。一時期だとお花畑からいらっしゃるとメルヘンな方々が多かったんですけれど、そういった方々には“頭にお花が咲いているようで”などと申し上げたこともございます。
――そういった中で、ご自身で心がけていたことはありますか?
そうですわね。私の“個人の意見にならないこと”ですかね。私の意見を言うのは簡単だと思うのですけれども、あくまで(やりとりしている)お客さま以外の他の方々もどう思っているのか。そういったところも捉えながら、日々(お客さまと)やりとりをさせていただいておりました。
■“物おじせずにハッキリ”と物事を言うためには?
持ち前のトークスキルでUSJを支えてきた綾小路麗華に、“物おじせずにハッキリ”と物事を言えるようになるための秘けつを聞いてみました。
――綾小路麗華さんに相談ですが…
相談!? 何しに来たの? まあいいわ、最後まで聞きましょう。
――どうしたら綾小路麗華さんのようになれるのでしょうか? ぜひアドバイスをお願いします!
私の場合は、誰よりもTPO(時と場所によって言葉使いを分けること)をわきまえております。私は人と接する際には何よりもまず“お相手がどういった方なのか”という探究心を持って、なるべく自分からお声がけすることを大切にしております。あと、もう一つ最も大事なのは“自分自身に壁や限界を作らないこと”。つまり、“ノーリミット”でいれば、相手に壁を作らずにスムーズにコミュニケーションを取ることができると思うわ。
――元気でいられる秘けつとかは…
半笑いで答えるのやめてちょうだい、さっきのイベント見てたでしょ? 私自身が自分の限界を設けていないからよ。皆さん限度は自分で決めてしまうでしょ。それが自分のストッパーになってしまってるの! だから、今日みたいに“自分の限界を突破”すれば、いつでも私みたいなパワフルさはゲットできるわよ!
――最後に見ている方にメッセージをお願いします。
こうして皆様に久々にお会いすることができましたこと、心のそぉ~こからうれしく思います~。なんの半笑いさっきからあなた?
――久々に綾小路麗華さんが見られて“懐かしいな”と思っていました(笑)
あら、ほっこりしてるの? あらそう、ありがとう。