俳優の木村拓哉さん（50）が主演映画『レジェンド＆バタフライ』（全国公開中）の初日舞台挨拶に、綾瀬はるかさん（37）や伊藤英明さん（47）らとともに登壇し、木村さんが伊藤さんへ“意外なアドバイス”をしました。

映画は、木村さん演じる織田信長と綾瀬さん演じる信長の正室・濃姫が、政略結婚という形で結ばれながらも、次第に絆が生まれ、いつしか天下統一が2人の夢となる物語。“魔王”として恐れられながらも悩み苦しみ生きる信長と、側で支え続けた強き女性・濃姫の姿が描かれます。

信長と濃姫がまだ見ぬ世界を求めて激動の時代を駆け抜けた物語にちなんで、登壇者の“見てみたい・行ってみたい、まだ見ぬ世界は？”という質問に木村さんは「（映画を）見ていただいた方たちの間で、どんな感情が芽生えて、どんな話が盛り上がって。今日をきっかけに10日後、1か月後の客席の皆さんとスクリーンの関係性がどうなっているかが分かる、1か月後に自分も同じ客席に座っていたい」と話しました。

そして、同じ質問に対して伊藤さんは「実際の安土城が出来た時に、信長公に会って今回の映画のポスターを渡したいです。なぜならば、信長公は“未来から来ました”って言っても『そうか』って言いそうな方なので」と回答しました。

続けて伊藤さんは「（映画配給の）東映のスタッフが許してくれれば、上映したいですね、安土城で。けど電源がないですね」と言いながら、木村さんへ「どうしたらいいですか？」と尋ねると、木村さんは「データ持って行って」とアドバイスしました。

さらに、木村さんのアドバイスは続き「安土城だと大きい白ホリ（白い壁）が少ないから、俺がいいんじゃないかなと思うのは、岐阜城。岐阜城は、白い城壁デカいのがあるから、そこにプロジェクターでバって映して」と、“戦国時代で試写会を行うとしたら”のアドバイスをしました。

イベントには、ほかに宮沢氷魚さん（28）、市川染五郎さん（17）、中谷美紀さん（47）、大友啓史監督も出席しました。