「ふくしまプライド。」のキャッチコピーでおなじみの福島県の新しいコマーシャルが完成し、東京でお披露目されました。
今年のテーマは「福島を選ぼう」です。発表会に登壇した城島さんも意気込んでいます。
福島の魅力を全国に発信するコマーシャル＝「ふくしまプライド。」その新しいバージョンが完成し、東京で発表会が開かれました。
出演者はもちろん、TOKIOのメンバー。
福島とのつながりも強く、CM出演は、もう10年以上になります。
2012年から出演していて、16日は城島茂さんが会場に駆けつけました。
CMの監督を務めたのは、郡山市出身のクリエーティブディレクター箭内道彦さんです。
内堀知事も加わり、3人で、CMの狙いや撮影の裏側などを語り合いました。
■TOKIO 城島 茂 さん
「もう13年ですか。早いものですけど、本当に今回の「ふくしまプライド。」は次のステップに行くという重要なキーワードがある」
新しいCMは、夏野菜、桃、水産物編の3種類で、テーマは「福島を選ぼう」。
TOKIOのメンバー3人が、県産の食材を選んだ家族や料理人の目は確かだ！と訴え、「福島の誇り」が食材に詰まっていることを伝えています。
■クリエイティブディレクター箭内道彦さん
「作る人ではなく選んでくれる人に登場していただき、そこにTOKIOの3人がご覧いただいたように絡んでいくというか、讃えていくというか、そういうCMになりました」
■内堀 雅雄 知事
「今回のCMでは選ぶプライド、ご家庭で食卓に乗せていただく、皆さんの思いも入っている。これがまさに進化したCMのコンセプトだなと思ってとても感激しました」
CMは、東京都内のスタジオやすし店などで撮影され、3人の中で城島さんがトップバッターだったそうです。
■TOKIO 城島 茂 さん
「きゅうりって水分が多いじゃないですか。90％以上が水分と言われますけど。それ以上に、うまみがすごくて味が濃くて「何でこんなに違うんだろうな」と改めて現場でも感じながら撮影していましたね。おいしいなと思いながら」
震災と原発事故のあとも福島に寄り添い、食のおいしさや安全性を伝え続けているTOKIO。最後に城島さんが全国へ届けたい「ふくしまプライド。」を語ってくれました。
■TOKIO 城島 茂 さん
「“つくるたべる笑顔の輪”ですね。生産者の方がプライドを持って作る、水産物も農作物も含めて作る、プライドを持ったものを食べる方がいて、食べると「おいしい！」って笑顔が生まれるじゃないですか。笑顔が生まれると生産者の方、作る方も笑顔になってそんな笑顔の輪が福島から全国に広がっていくといいなって思いですね」
TOKIOのメンバーが出演する「ふくしまプライド。」の新CMは、7月17日から順次、県内のほか関東や関西などでも放送されるということです。
