捨てられるはずの紙や木材を“アップサイクル” 伝統工芸品「会津型」と組み合わせた製品をお披露目
本来は捨てられるはずの木材などから紙の糸を作る技術と喜多方市の伝統工芸=「会津型」を組み合わせた製品がお披露目されました。
資源を有効に活用する社会を作ろうと、大阪市の一般社団法人を中心に国内のさまざまな企業が協力し取り組んでいて、捨てられるはずの紙や木材を紙の糸=紙糸という素材に生まれ変わらせるいわゆる「アップサイクル」に力を入れています。
今回は、紙糸で作った生地と県の重要有形民俗文化財に指定されている「会津型」を組み合わせた商品が作られました。
■アップサイクル 事務局長 瀧井和篤さん
「こういった商品を通じて身近に感じてもらえるような機会になればいいと思う」
■染織工房れんが 冠木 昭子さん
「日本でも型紙というものの、価値をもっと上げてほしいと思う」
コラボ商品は、赤べこがデザインされたポーチなどおよそ40種類あり、喜多方市の「染織工房れんが」やインターネットなどで19日から購入できます。