坂東龍汰、“母”を演じた南果歩に感謝 「お互いの話をした時間をすごく覚えていまして」
■手紙のサプライズ
イベントでは、南さんから坂東さんへサプライズで手紙が贈られました。南さんは「昴(坂東が演じた主人公)に初めて会ったのは、撮影前の監督と3人での本読みの時でした。その時“この子は私の息子だ”とすぐに思いました。そこにいることが、セリフを声にすることが、昴でいることがとても自然で、撮影が楽しみだなと思ったことを覚えています。撮影の待ち時間に、あなたは自身の生い立ちを私に話してくれました。そこでもっと距離が近くなった気がしました。撮影が終わってからは、昴と呼ぶのもなんだか気恥ずかしくて、“バンちゃん”と呼んでいますが、私はずっと、昴の母としてあなたを見ていくと思います」と読み上げました。
サプライズを受け、坂東さんは「僕も南さんとロケバスの待機時間で、お互いの話をした時間をすごく覚えていまして、その時までちょっと不安があったんですけど、その不安な気持ちを救ってくれる言葉をたくさんかけてくれて、南さんのあの言葉がなかったら演じきれなかったんじゃないかなと思っています」と感謝の言葉を語りました。