【プロ級の研究も】体育会系は高校総体ですが…文化系部活の祭典・高校総文祭始まる
高校生の文化の祭典、県高校総合文化祭の開会式が31日行われ、文科系の部活動の生徒が日頃の成果を披露しました。
中学校4校を含む県内93の学校から約3500人が参加する「高校総文祭」。
熊本県立劇場で行われた開会式ではダンスや合唱、音楽の演奏などが披露されました。期間中は20以上の部活動が日頃の成果を披露します。中には生け花や書道など展示による発表も。
■熊本工業高校華道部 木口明日花さん
「流木で躍動感を出したのと、赤と白のコントラストで色彩の調和を視覚的に楽しんでもらいたい」
■第一高校書道部 村山聖奈さん
「やっとここに飾られて、全国に選んでいただいたんだなと実感。とてもうれしい」
科学部の展示は部員自らが研究成果を発表します。
■濟々黌高校生物部 今村響部長
「ウニです。これが官足で、これがトゲ」
■開新高校 生物教諭
「大学の先生やプロの研究者のような研究の内容や、堂々とした発表にびっくりしました」
■濟々黌高校生物部 今村響部長
「生物の分野を研究している方々だと説明しながらわかる。緊張というよりは、話を聞いてもらえるのがすごく楽しいです。高校生らしい研究を楽しんで欲しいです」
高校生の熱い思いがこもった高校総文祭は6月1日まで行われます。