埋めず「預ける」新しいタイムカプセルの形 御船町で卒業控えた児童が製作
30日に御船町の小学校で卒業記念のタイムカプセルを作ったのは、御船町の七滝中央小学校の6年生12人です。
「きみたち自身が8年後の自分へ書いたメッセージです」
8年後、二十歳になった自分への手紙やそれぞれの思い出が詰まった物を箱の中に収めました。
■児童
「保育園の時とか東京に行った時とかの思い出の写真が入っています」
Q中には何を入れますか?
「5年生の時の係の写真です」
実はこのタイムカプセル、土の中には埋めません。
■七滝中央小・大江律子校長
「学校に保管していても取りに来られない学年もあって、まだ残っているものもあります」
そこで名乗りを挙げたのが、機密文書などの管理場所を提供する益城町の城野印刷所。カプセルを災害や風化による劣化から守り、安全に保管するプロジェクトです。
■児童たち
「8年後また会いましょう!じゃ~ね~」
■児童
「昔こうだったなと思い出せるのも楽しいだろうし自分がこれからどう過ごしていくかを考えられるのは楽しそうだと思います」
タイムカプセルは城野印刷所で管理され、8年後に返却、開封されるということです。