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<『多賀城創建1300年』記念>コンサートに国内外で脚光!地元出身の若手バイオリニスト・郷古廉さん(宮城)

2024年12月11日 8:00
<『多賀城創建1300年』記念>コンサートに国内外で脚光!地元出身の若手バイオリニスト・郷古廉さん(宮城)

『多賀城創建1300年』を記念したバイオリンコンサートが、8日開かれた。

ステージに立ったのは、今 国内外で脚光を浴びる宮城・多賀城市出身の若手バイオリニストだ。

柳瀬キャスターリポート)ライトアップされた南門のすぐ近く、こちらの特設ステージで演奏が間もなく始まります。

バイオリンの名器・ストラディバリウスを操るのは、郷古廉さん(31)。

今年4月、日本最高峰のオーケストラ「N響」で、メンバーを率いまとめる第1コンサートマスターに異例の若さで就任したいま、最も注目される若手バイオリニストの1人。

多賀城市は、郷古さんが15歳まで過ごした故郷。

復元された古代の役所「城前官衙」をステージにして、この日のために書き下ろされた曲を演奏した。

♪演奏♪『無伴奏ヴァイオリンのためのレゲンデ(伝説曲)』作曲:吉川和夫

いにしえから未来へつながれる歴史が、表現された。

演奏を聴いた人
「この舞台の背景とぴったり合った演奏で、聞き入ってしまいました」
「多賀城の跡と月明かりの下で、一時期栄えた多賀城の哀愁とコントラストが素敵だと思いました」
「同じ多賀城市民として、とても誇らしいと思います」

多賀城市出身・郷古廉さん(31)
「政庁跡も、子どもの頃からよく来てましたけれど、こういう風に建物が建ったのも知らなかったので、生まれ育った土地でこうして演奏ができる、しかも記念すべき年ですから、すごく光栄でしたし嬉しかったです」

立ち見が出るほどの聴衆は、幻想的な雰囲気の中、奏でられる音色に耳を澄ませながら悠久の歴史に思いを馳せていた。

最終更新日:2024年12月11日 18:32
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