<県民栄誉賞>仙台市出身・一力遼四冠に、囲碁の国際大会で日本勢の優勝19年ぶりに決める(宮城)
2024年、囲碁の国際大会で19年ぶりに日本勢の優勝を決めた仙台市出身の一力遼四冠に、村井知事から県民栄誉賞が授与された。
宮城県庁で行われた授与式では、村井知事から一力遼四冠に県民栄誉賞の表彰状と記念品が贈られた。
県民栄誉賞は、仙台市出身の一力四冠が、2024年に囲碁の国際大会で日本勢として19年振りに優勝した栄誉をたたえ贈られる。
これまでに、羽生結弦さんや田中将大投手などスポーツ選手に贈られることが多く、文化人の受賞は一力四冠が初めてだ。
一力遼四冠
「今回このような素晴らしい賞を頂けたことで、少し地元の囲碁に携わる方々に恩返しできたかなと感じております。今後も対局は続きますので、これからも自分のベストを尽くして今後もいい成績を残していけるように頑張っていきたい」
また、7日午前中には、仙台市の郡市長から「賛辞の楯」を手渡された。
「賛辞の楯」は芸術やスポーツなどで優れた業績を残した人などに仙台市から贈られるもので、一力四冠で67組目。
一力四冠は、保持している棋聖のタイトル4連覇をかけて現在1勝2敗で、2月12日から静岡県での対戦を控えている。