安藤忠雄さん設計のギャラリーがある「国際芸術センター」が1年間休館へ 施設劣化による改修工事のため 青森県青森市
青森市の国際芸術センター青森で来年度改修工事が行われます。
施設の一部が古くなったためで展示棟は4月21日からおよそ1年間休館となります。
改修工事が行われるのは青森公立大学の敷地内にある国際芸術センター青森です。
ギャラリーがある展示棟の屋根や庇がさびつくなど経年劣化がみられることから、4月21日から工事に入ります。
国際芸術センター青森は2001年に開館し、世界的な建築家 安藤忠雄さんが設計したギャラリーや円形ステージを備えた展示棟や創作棟、宿泊棟があり、芸術家が滞在しながら創作できる施設です。
今年度の来館者は1万4千人を超えています。
改修では外壁のクリーニングや宿泊棟のエアコン設置なども行われます。
工事に伴い展示棟はおよそ1年間休館しますが、創作棟と宿泊棟の休館は5月後半までのおよそ1か月間で、市民や学校を対象としたワークショップは創作棟の工事が終わり次第再開します。
★青森市企画調整課 齊藤寿一課長
「ACACは(国際芸術センター青森)デザイン性の高い建物ですので改修工事に時間を要することにご理解いただきたいと思います」
「工事後にきれいになったACACの再開を楽しみにお待ちいただければと思います」
市議会の承認が得られれば工事を始め、展示棟は来年4月にリニューアルオープンする予定です。