親王飾りが人気 桃の節句へ「ひな人形」準備進む
新居浜市で「ひな人形作り」
3月の桃の節句に向け、新居浜市でひな人形作りが進んでいます。
新居浜市萩生の「人形と鯉のぼりの村上」では、毎年10月中旬からひな人形作りに取りくんでいます。
先月、工房では、職人たちが西陣織の十二単にアイロンをかけてしわを伸ばしたり、頭と体のバランスを確認したりしながら、手作業で人形を仕上げていました。
店によりますと、最近は場所をとらないよう、男雛と女雛だけを飾る「親王飾り」の人気が高いということです。
また、今シーズンは全体的に淡く、やわらかい色合いの人形が好まれる傾向で、価格帯は10万円から30万円が売れ筋だということです。
ひな人形作りの作業はすでに終えていて、店では期間中およそ300セットを販売することにしています。
最終更新日:2025年1月11日 12:45