相手を思う看護・医療の道へ 県立看護大学で卒業式
医療従事者として新たな一歩を踏み出します。
宮崎市の県立看護大学で17日、卒業式が行われました。
県立看護大学ではこの春、看護学部生と大学院生など合わせて122人が卒業します。
式では、卒業生一人一人に卒業証書や学位記などが手渡されたあと、長鶴美佐子学長が「相手の気持ちや状況を感じ取る感性と相手に合った看護を展開する力を高めていってほしい」とはなむけの言葉を贈りました。
このあと、卒業生を代表して、看護学部の廣重花音さんが答辞を述べました。
(看護学部生代表 廣重花音さん)
「この4年間の大学生活の経験を自信に変え、様々な困難に直面しても専門技術と知識を磨きながら、真摯に患者さまに向き合い、最善な看護を提供できるよう、精進してまいります」
(卒業生)
「どんなに救急な場合でも、患者さん一人ひとりにしっかり寄り添って(他の看護師と)患者さんへの思いを高め合っていきたいと思います」
今月24日に国家試験の合格発表があり、卒業生の多くは、看護師や保健師、助産師として県の内外の医療機関などで働く予定です。