「桃の節句」にいかが… 村山市で桃色のどぶろく仕込み中 試飲した人「春が来た思いになる」
「どぶろく特区」に認定されている村山市では来月の「桃の節句」に合わせて桃色のどぶろくが醸造されています。20日はことし仕込まれた「もも色どぶろく」の試飲会が開かれました。
村山市大久保の「こだま工房」では、2006年から毎年桃の節句に合わせて桃色のどぶろくを醸造していて、ことしは、先月中旬から仕込みを始めました。
「もも色どぶろく」には、自家栽培した酒米「雪女神」を使用し、鮮やかな桃色にするため、「赤色清酒酵母」という酵母を使って発酵させています。鮮やかな色合いと野いちごのような甘酸っぱい味わいが特徴です。
20日は新酒のお披露目として試飲会が開かれ、農協や納品先の関係者ら16人が新酒の味を楽しみました。
「春が来たという思いになる。いいお酒」
「甘くておいしい。かわいい色でこれからの季節にぴったり」
こだま工房 小玉雄一代表
「雪女神という新しい県の酒米の品種を大吟醸で45%まで減らして作った。桃の節句に合わせて皆さんに楽しんでほしい。」
「もも色どぶろく」は、2月24日から市内の「道の駅むらやま」などで販売される予定です。